家族に、お財布にやさしい高気密・高断熱の家
これからの家づくりに欠かせない条件として注目されているのが、高気密・高断熱です。もちろん、オーケンホームのデザインハウスも、高気密・高断熱の家となっています。ここでは、高気密・高断熱の家が持つ魅力、メリットをご紹介します。
冷暖房のコストを抑えることができる

日本には、春・夏・秋・冬という季節の移り変わりがあり、夏は冷房、冬は暖房を欠かすことができません。春や秋でも、その日の気温や天気によって、エアコンを作動させる日もあるでしょう。国土交通省の資料を見てみますと、1980年より前に建てられた「無断熱」の家では、1年間の冷暖房費は133,000円になるそうです。それが、1999年に定められた「次世代省エネ基準」に適合した家になると、1年間の冷暖房費は52,000円にまで抑えることができます。オーケンホームのデザインハウスは、次世代省エネ基準を上回る断熱性能を有していますので、冷暖房を上手に使うことで、より一層の光熱費の抑制が可能になります。
「生命」を守るためにも役立つ高断熱の家
いままでの日本の家づくりでは、各部屋をそれぞれ空調する考えが主流でした。しかしこの方法では、部屋から部屋に移動する際に急激な温度変化によって心肺停止などの状態になる「ヒートショック」が起きやすい環境となります。家づくりにおいて断熱をおろそかにするということは、「生命」をおろそかにするということ。そうならない為にも高断熱は家づくりの最低条件だと考えます。
高気密だからこそ、室内の空気はいつも新鮮

高気密と聞くと、「空間が密閉されてしまい、室内の空気がこもる」というイメージをお持ちの方がいらっしゃるようですが、それは間違いです。そもそも、気密性を高める目的は、「室内の温度を一定に保つ」「壁などの結露を防止すること」であり、決して「空間を密閉すること」ではありません。また、2003年には建築基準法が改正され、すべての新築住宅に「24時間換気システム」を設置することが義務づけられています。したがって、室内には常に新鮮な空気が取り入れられており、空気がこもるといったことはありません。
高気密の家は「建物を腐らせない」

法隆寺などの歴史的な建造物や、古くから伝わる古民家などを見ればお分かりの通り、木造の建築物は木を腐らせなければ長持ちします。「優しさ」や「温もり」ばかりがクローズアップされる木ですが、実際は非常に優れた耐久性を持った建築材料なのです。
木の耐久性に疑問を抱く方が多いのは、「木は腐る」というイメージがあるからだと思います。木は「木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)」によって腐ります。木材腐朽菌は、木材が含む水分が増えることで発生します。木材が水分を含んでしまう大きな原因が「結露」です。
そのため、家を良い状態で長く維持するには、結露への対策が欠かせません。結露への対策は、目で確認できる「室内」だけでなく、普段見ることのできない「壁の内側」にも必要となります。より効果的な結露対策を行ううえで大切なのは、「断熱」「気密」「換気」という3つの要素です。
オーケンホームのデザインハウスに採用された「R+パネル」は、水分を通しにくい断熱材(発泡ポリウレタン)が室内からの水蒸気を防ぎ、室外からの湿気も通気層から吐き出し、躯体内の乾燥状態を保つことで耐久性を高めます。さらに人工的な室内換気(計画換気)によって、耐久性の高い木造建築を実現しています。